2018 seminar class, faculty of law

  • ゼミ合宿(2018.8.30)
    2018年度 中央大学法学部専門ゼミ(国際人権・人道法)

2012年度国際法ゼミ

  • ゼミ一同全員集合
    本年度のゼミをフォトアルバムで紹介していきます。

2011年度国際法ゼミ

  • 卒業式の日に(2012年3月25日)
    東日本大震災の直後の2011年4月から緊張した状態で始まったゼミでしたが、進むにつれて打ち解けていきました。最終的なゼミ論の完成まで頑張りました。

2010年度国際法ゼミ

  • 2010年ゼミ卒業記念アルバム写真
    2010年度の法学部国際法専門ゼミのアルバムです。 3,4年合同なので、人数は30人になります。これまでのゼミで最も大人数となりました。

2009年度法学部国際法ゼミ

  • 記念撮影
    共通テーマ「国際人権・人道秩序の再構築」

2008年度国際法ゼミ

  • 北村ゼミ全員集合
    2008年度中央大学法学部国際法ゼミの紹介 「国際人権・人道秩序の再構築をめざして」

2007年度国際法ゼミ

  • クリスマスの季節・忘年会後
    国際法ゼミ(2007年度)の紹介アルバムです。

2006年度国際法ゼミ

  • 2006年度のゼミ生集合写真(2)
    2006年度国際法ゼミのアルバムです。

熊本紀行

  • ライトアップに照らし出される熊本城
    2009年9月14日から19日まで、熊本大学法学部にて集中講義(国際人権論)を行いました。 2011年1月21日、22日に所用のため熊本大学を訪れました。

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07/29/2009

個人通報制度の批准問題

  7月28日(火曜)に発表された民主党のマニュフェスト(政権公約)では、国際人権法の視点から重要かつ興味深いことに触れている(もっとも、社民党は以前から言っていたと思うが)。

 すなわち項目50で触れている「人権侵害救済機関を創設し、人権条約選択議定書を批准する」という点である。その目的は、「人権が尊重される社会をめざし、人権侵害からの迅速かつ実効性ある救済を図る。」とあり、具体的には次の2点を挙げている。

 1)内閣府の外局として人権侵害救済機関を創設
 2)個人が国際機関に直接、人権侵害の救済を求める個人通報制度を定めている関係条約の選択議定書を批准 

 人権侵害救済機関については、廃案となった人権擁護法案が掲げた内容でもあるが、果たしてその際の種々の問題点をどのようにクリアするかが問題となるだろう。

 個人通報制度を定めた人権条約選択議定書の批准については、研究者側からは久しく待望されてきた問題だけでなく、国会自らが1979年に国際人権規約を批准した際に決議を採択して、選択議定書の批准を進めるべき事を確認しているのである。以来、30年余り放置されてきた問題である。

 わが国は人権条約の本体については、順次批准を進めてきた。しかし、国際人権保障制度の試金石とも言われる個人通報制度をこれまでまったく批准してこなかった。その理由は、国内の関係各省庁および最高裁からの消極的な意見があるとも言われている。しかし、主要各国が批准し、人権理事会の理事国ともなっているわが国が個人通報制度に後ろ向きな姿勢をとり続けている点については国際的な理解が得られていない。

 個人通報制度にも様々なものがあるが、とりわけ緊急に重要なのは自由権規約選択議定書と女性差別撤廃条約の選択議定書であろう。前者は112か国、後者は97か国によって批准されている。 選択議定書の批准は、国内裁判における人権条約に関する議論を精緻化し、人権条約に対する国内法曹の関心をより強めることになるだろう。
 選挙の結果にかかわらず、批准すべき時期はとうに超えている。

【追記 2011年8月20日現在で自由権規約第一選択議定書の締約国は、114か国、女性差別撤廃条約選択議定書の締約国は、102か国となっている。】

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カンボジア・集団殺害(ジェノサイド)博物館(Genocide Museum)

  • 供養塔
    カンボジア、プノンペンのジェノサイド博物館の写真  1975年~1979年にかけてカンボジアを支配していたクメール・ルージュ(赤いクメール)政権の下では、現代史上にもまれなジェノサイドが行われ、約170万人の犠牲者を出したと言われている。人道に対する罪を犯した虐殺の責任者を処罰するために、国連とカンボジア司法当局との共同により設置された特別法廷において裁判がようやく開始された。  この裁判では、ポルポト政権の責任者が訴追されようとしている。国際人権・人道法の実施が、果たして確保されるのかどうか、この裁判の行方に注目していきたい。  この博物館は、当時、多数の政治犯等を捕らえ、拷問の上、殺害を実行した場所である。決して物見遊山で訪れるような場所ではない。しかし、かつての忌まわしい行為の実態を知ることにより、人間の愚かさを顧みる意味はあるだろう。 ※一部に凄惨な写真があります。ご留意ください。

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